題名:人間の基本
著者:曽野 綾子
《 概要 》
見た目といった末端ばかりを大切にする時代あって、周りに流されたり・自分を失わないための人間の基本について書かれた本です。
《 要点 》
・教育は強制に始まる。先生と生徒は知識という面では圧倒的に違いが人間はみな平等ではない。
・義務を果てしてこその自由。公共の安全のために自由は制限されるべき。
・ルールより常識を備える。表面的なことにとらわれると自由を失い、また説得力もなくなる。
・格差のない社会はない。
・才能と辛抱は重なる。才能があるものに対しては辛抱できる。
・修羅場が人を育てる。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
・不平等は当然である。年齢・性別・家族構成等によって違いは必ずあり、それらすべての立場に対して平等であることはあり得ない。
《 感想 》
「格差のない社会はない」等、世間では真実ではあるがはっきり言えないことをはっきり言い切っている文章に好感が持てます。
今年の年初は個人的に不動産投資でひどい目に会いましたがそれを良い経験として、今現在はうまく行っていますので「修羅場が人を育てる」という言葉に共感できます。
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