仕事に役立つ統計学の教え

題名:仕事に役立つ統計学の教え

著者:斎藤 広達

《 概要 》

正規分布・標準偏差を中心にビジネスにおけるさまざまな事象をパターン化しパラメータを当て込み結果を向上させるヒントや、始める前から成約率を知ることにより精神的なダメージを軽減する方法等、ビジネスに統計学を理論だてて持ち込みより高い成果を出すにはどうすれば良いかが書かれいる本です。

《 要点 》

・888メカニクス。訪問・提案・クロージングのそれぞれの成功率。

・555メカニクス、335メカニクス(通信販売・飛び込み営業)。

・世の中は正規分布でできている。S曲線。「魔の重力」平均に引き寄せられる。

・回帰分析 - 坪あたりの売上。パレートの法則 - 上位20%の顧客が売上の80%を占める。

・PAC思考。Premise(前提)、Assumption(仮定条件)、Conclusion(結論)。

・サンクコスト理論。目的を見ずに発生して取り戻せないコストに固執する。

《 感想 》

以前、仕事で従来より小型の店舗の実験運営していました。
どんなに店舗が小さくても人件費等最低限はかかる費用はる程度決まっているので、標準偏差、正規分布の知識を取り入れれば最低の営業面積は計算できることに読んでいて気付きました。

当時この知識があれば、閉店数は半分くらいにはなっていたかも?
最上級の後ろ向きな仕事である閉店作業も今となってはいい思い出です。

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