題名:ホンモノの文章力
著者:樋口 裕一
《 概要 》
小論文、就職活動時の自己推薦書・志望理由書、会社に提出する企画書や報告書、eメール、ホームページ上の文章を「文章とは自己演出だ」という考えに基づき現代人の生活全般に必要される「文章」書き方を解説してる本です。
《 要点 》
・「ありのままに書け」に欺瞞。ありのままの自分は「マスコミや教育によってつくられたもの」
・「自分の言葉で書け」は書く楽しみを奪う。文体のテクニックを他者の文章を参考して高めていくことができない。
・メモをとる。問題点を整理する。意思提示を考える。
・転用術をマスターする。フレーズを利用する。強引に転用すると論理が崩れる可能性がある。
・エッセイの書き方。読者を巻き込むように書く。具体的に書く。リアリティを大事にする。 興味を引く書き出しにする - インパクトがあること”ズバリ”書く、会話や行動の描写で始める。
・メールは簡潔に効率よく書く。箇条書きに肉声をプラスするように書く。
《 感想 》
文章がうまくなるには、フレーズや文体のテクニックをうまく転用していくことが重要、そのためにはいろいろな本を読んでさまざまなフレーズや文体を見て取りいれるということが必要ですね。
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