学問のすすめ

題名:学問のすすめ

著者:福沢 諭吉

《 概要 》

自分の道を自分で切り開くためには学問が必須であり、また生きていく上での心構え「相手の事を考える」「大きな目標を持て」「ギブアンドテイク」等が書かれている本です。

《 要点 》

・自由と自分勝手の違いは他人に迷惑をかけていないかどうかで決まる。

・法を軽んじる風潮は国民全体を不誠実にする。

・暴政に対する三つの方法。政府に屈するのはもっともよくない。徒党を組んで力を持って政府に敵対するのは上策でない。正しい道理を政府に訴えるのが上策。

・自分の家の守り生活に満足するものは独立した日本と言えない。小さな安定より苦労して大きな成功を目指せ。

・知識と行動が一致して初めて生きた学問といえる。

・相手の事を考えるのが交際の第一歩。

・人間社会は「ギブアンドテイク」である。

・物事を疑ってから取捨選択する。

・見えを捨て自分に適した人望を求める。

《 感想 》

現代では当たり前のことが書いてあるが140年くらい前によく思いついたな~と思います。

日本人に対してなら身を捨てて訴えれば、必ず改心するはずなどとちょっと甘い所もありますが良書です。

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