題名:経済で読み解く日本史 平成時代
著者:上念司
《 概要 》
経済的な側面、特に貨幣流通量を主眼として日本史を解説したシリーズの平成時代編です。
昭和生まれの人なら、実体験と重なるために読みやすい書籍です。
《 要点 》
・バブル崩壊の引き金と日銀の関連性
・細川内閣の崩壊から村山内閣の誕生
・デフレの泥沼・日本経済長期停滞の原因
・リーマンショック時の日銀白川総裁の対応
・悪夢の民主党政権からアベノミクスへ
《 感想 》
バブル崩壊からの日本経済の回復に、日銀の金融政策が大きく足を引っ張っていたことがわかります。
先代の日本銀行総裁 白川方明がリーマンショック時の対応を誤ったことはちょっと許せないですね。
でも白川方明は、公演なんかでは正しかったと話していると聞くので余計にむかつきますね。
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