題名:デフレの正体
著者:藻谷 浩介
《 概要 》
日本とその国民が長年苦しんでいるデフレの正体・原因について人口の波という視点から解説する。
人口の波とは、人口減少と高齢化が進んでいることで構造的にデフレからは脱却できない理由が書いてある本です。
《 要点 》
・バブル崩壊後に倍増した輸出。
・小売販売額・国内輸送量・一人あたりの水道使用量が減少している。
・「東京都心部は元気」は大ウソ。23区内の1㎡あたり小売販売額は青森の2倍しかない。
・好景気下での内需の縮小。
・人口減少は生産性向上で補えるというのは思い込み。
・三面等価式の呪縛。在庫が増加するとGDPは増加するが小売業は利益が出ていない。
《 感想 》
デフレは人口が減少して高齢化になっている日本では脱却できないということを書いた本ですが、消費税が8%になって失速していますが、それまでは金融緩和と財政出動でデフレからの脱却寸前までいった現実を見ているので経済的自虐史観のひとつの本なのかと感じます。
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