題名:国債を刷れ!
著者:廣宮 孝信
《 概要 》
日本の財政状況は世界でも最低水準といわれているが、数々の財政・国債にまつわる通説を経済指標等を根拠としてその真実の姿や新たな財政の管理目標を述べられています。
《 要点 》
・国全体の「バランスシート」では日本は金持ち。借金が増える以上に資産が増えている。
・日本のインフレ率・国債金利は世界最低水準。
・「国の借金は税収で返すしかない」のウソ。国の収入 - 税収、公営事業の収益、保有資産の運用益、通貨発行益。
・国の借金は国民の資産、政府の支出は国民の収入。
・政府が支出を増やせば、GDPはそれ以上に増える。国債残高のGDP比は減少していく。
・赤字国債という言葉のイメージに騙されない。GDP比で考える。
・国家財政の管理目標を「プライマリーバランス」から「実質所得の増加」へ変えていく。
《 感想 》
日本の財政についての本はそれなりに読んでいるのでだいたい聞いたことがある内容だったが、国の収入が税収だけでなく、資産の運用益や通貨発行益があることは知らなかった。
国債はGDP比で見ていけば問題ないと思うので、景気が完全に上向くまで国債を刷っても問題ないと思う。
|
簡単!楽しく貯まるポイントサイト モッピー
1ポイント=1円で貯まったポイントは
現金や電子マネーに交換出来るよ♪