題名:この金融政策が日本経済を救う
著者:高橋 洋一
《 概要 》
2008年ころの日本経済の不調はアメリカ発信のサブプライムの影響でなく日銀をはじめとする金融政策の失敗であり、その金融政策がいかに重要なのか、また財政政策だけではなく金融政策が必要な理由が述べられています。
《 要点 》
・金融政策の目的は物価の安定。
・シニョレッジ = 通貨発行益。量的緩和を行うと通貨発行益が発生しインフレになっていく。
・デフレを起こしてはならない。デフレ時は中央銀行による国債の買入が必要。
・日銀の独立性とは手段の独立性のこと。目標の独立性はない。
・外為特会を戦略的に利用する。債権だけでなく株式に投資することも検討する。
・25兆の量的緩和と25兆の政府通貨発行で経済の不調に対応する。
《 感想 》
今の安部政権の経済政策は金融政策に重点を置いており、本書に書いてあることに非常に近いことをやっていると思います。
消費増税までは景気が上向いていたと感じましたので金融政策は重要なのは間違いないです。
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